朝から快晴の気持ちいいお天気。5月のさわやかな風の中、サロン当日を迎えることができました
今回の講師は 南蛮屋 本店勤務の松野さんです。①
語り口調がソフトで、ささやきかけるようなトーク。久々にこういう男性にお会いした気がしました(*^_^*)
皆さん、店内に入られるやいなや「いい香り~」。② 本当にいい香りでしたね♪。
南蛮屋さんでは、コーヒーだけでなく紅茶やハーブティー、緑茶まで扱っています。③
④
なんでも「緑茶コラーゲン」なる商品の売れ行きが好調なんだとか(笑)。
講座開始前ですが、すでに盛り上がった雰囲気でおしゃべりを楽しんでいただいていました。⑤
そして講座の始まり、はじまり~。
まずは
“コーヒー豆”
のお話からです。
なんでも貿易で一番取引が多いのは石油、コーヒーはそれに次ぐ2番手。
豆のグレードは主に豆の大きさ・欠点豆や異物の混入具合等によって等級付けされ、生産された国の
違いはもとより、同じ国の豆でも生産された地域・農園によっても品質やグレードの違いがあり、
コーヒー専門店にとって良い生豆選びが、おいしいコーヒーを提供する上で重要なポイントになるんですって。
ハリケーンなどの影響で世界的にコーヒー豆が高騰する中、南蛮屋さんは常に最上級の生豆を使用し、なおかつ開店
以来二十数年値上げせずにがんばっているとの事。また焙煎に至っては、火の扱いが楽で燃料代も安価なガス火では
なく、あえて備長炭による炭火焙煎を行っています。炭火焙煎は、臭いが出ない・煎りムラが出にくい・遠赤外線効果
が高い など多くのメリットがあります。どんなに良い生豆を使ってとしても、焙煎が悪ければ最良のコーヒー豆にはなら
ないんですね。こういう信頼の置けるお店を選ぶのが、私たち一般消費者の“目”なんではないでしょうか。
では、コーヒー豆の選び方を具体的に!
【店選び】
・コーヒー豆がきちんと管理された信頼できる店で買う
・鮮度のよい新しい豆を選ぶ
いくら高価なコーヒー豆も焙煎してから日にちが経っていてはだめ
・直射日光の当たる所、湿度の高い所でコーヒー豆を販売している店では買わない
コーヒー豆は、高温・多湿・酸素を嫌う
・真空包装をして陳列されたコーヒー豆は避ける
コーヒーは焙煎後ガスを放出する。真空パックにするにはこのガスが完全に放出されるのを待って
行わなければならない=鮮度が落ちてしまい、力のないコーヒーになってしまうため
【どの豆を買うか】
・値段は基準になるが、全てではない。あくまで好みによる ⑥
・自分の好みが分からない・・・その店のブレンド(各豆の欠点を補うように組み合わせているので)
またはブラジル(クセがなくバランスがいい)を購入してみる
・深煎りの豆か、浅煎りの豆か 飲み方によって購入する
アイスコーヒー・カフェオレ・エスプレッソ・ミルクを入れて飲む場合等は、深煎りのものがよい
・使用している抽出器具によって選ぶ
【どの位の量を買えばいいのか】
・なるべく7日~10日位で飲みきれる量。粉の場合は一週間以内が限界
【買った後は】
・一週間程度で飲みきる場合は、常温保存でOK。それ以上になる場合は、きちんと密封して冷蔵庫へ
1ヶ月を越すような場合は冷凍庫へ。ただし開封は常温に戻してから行うこと。
そのまま開封すると結露がおこり、かえっておいしくなくなってしまう
さて、良いコーヒー豆を購入した後は
“豆を粉にする” 必要があります。
豆はコーヒーを入れる直前に挽くのが、おいしく飲むにも保存の面でも最良といえるでしょう。
そこで次は “ミルの選び方” です。
【使いやすいミルの条件】
・見た目に大きいもの(ハンドルの大きいもの)
「てこの原理」で、ハンドルが大きいほど少ない力で豆を挽くことができる
・ミルの重さが重たいもの
ミル自体が重ければミルを抑えるのが楽になり、余計な力を使わずにすむ
・歯の良いもの
手挽きのミルの歯は、豆をすりつぶして粉にする臼歯(うすば)と、豆を切るようにして粉にするカット歯と
2通りあります。カット歯のほうが少ない力で豆を挽く事ができ、粉の表面もきれいに切れて、大きさも
臼歯よりもムラなく均一に挽けるなどの利点がある
毎日使うものですから、やはり「使いやすさ」が一番。ご自分に合った一品を見つけてください。⑦⑧
さて、いよいよ
“コーヒーを淹れる”
そのテクニック編です。
講師松野さんいわく 『あれもしよう、こうしなくちゃいけないと考えると難しくなってしまいます。
「これはしちゃいけない」ということをきちんと押さえておけばいいんですよ。』 との事。⑨⑩
うーん実はそれが一番難しいんだよなぁ(笑) では実際の内容を!
【揃えて(整えて)おくもの】
・ドリップポット
コーヒーの粉にお湯を注ぐときは、なるべく静かにまんべんなく注ぐことがポイント
そのためドリップポットは口の細い鶴首状のものが使いやすい
・水
コーヒーには「軟水」が適している。日本では水道水が軟水なのでそのまま使用してかまわない
カルキ臭が気になる場合は良く沸騰させたものを使う。それでも気になる場合は浄水器を用いる
電器ポットのお湯を沸かしなおすのは水の新鮮さが失われてしまうのでNG
・湯温
沸騰してから10~20秒おいた94~96度がよい。
やかんで沸かしてコーヒーポットにうつしかえるのも適温の目安。熱すぎると苦味が出てしまう
・粉の量
中挽きで10~13g位(好みによる)。メジャーカップで山盛り1杯位の量
【抽出の手順】
1.ペーパーをドリッパーにセットしコーヒーの粉を入れ、表面を平らにする ⑪
真ん中に小さなくぼみを作っておくとよい
2.まず、抽出ムラをなくすための 「蒸らし」 をする ⑫
適温になったお湯をできるだけ細く静かに、粉全体にしみこむように注ぐ
お湯が全体にしみわたり、下に数滴落ちる程度まで30秒位待つ
※「蒸らし」とは・・・
コーヒーを本格的に抽出する前の準備段階。
抽出ムラをなくすために予備抽出として、一番大切なポイントです!!
3.抽出を始める
お湯を中心から円を描くように、まんべんなく静かに 注ぎ入れる ⑬
円の大きさは500円玉より少し大きめ。フィルターに直接お湯をかけないこと。
4.粉のふくらみ状態を見ながら一度お湯を注ぐのをやめる ⑭
お湯がドリッパーの中で滞るのを防ぐため
したたり落ちる抽出液の量を確認しながら、2~3回の注湯をする
5.適量になったら(杯数分の線を目安にする)コーヒーがしたたりおちる途中でも
ドリッパーをはずす ⑮
ここでケチって最後まで絞りきらないこと。うすくなるばかりか雑味がでてしまう
【抽出の際の注意点】
・蒸らしは必ずすること
・お湯はできるだけ静かに注ぐこと
・フィルターに直接お湯をかけないこと
・ドリッパー内にお湯を多量に滞らせないこと
・粉を通過して落ちるコーヒー抽出液を途切らせないこと
・適量が抽出できたら速やかにドリッパーをはずすこと
どうでしょう?皆さん、おいしいコーヒーがはいりましたか?
あっ、ちなみにこの写真 ⑯ は左側が南蛮屋さんのコーヒー豆、右側は某スーパーの真空パック詰めされたコーヒー豆
で淹れたものです。同じように淹れたものでも豆によってここまでふくらみ具合が違うんですね。
また講師松野さんいわく 『おいしいコーヒーは7割位まで豆選びや保存状態によって決まるんですよ。後残り3割を
淹れ方によって補ってあげるようなものです』 との事。うーーーん、ホントかなぁ(笑)
それにしても松野さんのあざやかな手さばき、さすが!のひと言につきます!!⑰ ⑱
この後は、コーヒーによく合うお菓子をいただきながらのコーヒー&おしゃべりタイム。⑲
今回は冒険しませんでしたが“竹炭入りの玉ねぎせんべい” ⑳ なんていうのもありましたので、ぜひチャレンジしてみて
ください!
講座終了後、さあ!店内にてお買い物タイム。
コーヒー・紅茶はもちろん、お菓子・食器・雑貨、見るとついつい欲しくなるものばかり♪
みなさん、たくさんお買い上げ頂きありがとうございました<m(__)m>
あっと言う間の2時間でしたが、今回のパソルームサロン
『おいしいコーヒー講座』 お楽しみ頂けましたでしょうか?
いつもは何気なく淹れ飲んでいるコーヒーでしたが、改めてコーヒーの奥の深さを知り、ますますその魅力にはまって
いきそうです。
『丁寧に心を込めて淹れる』
その気持ちの余裕をプラスすれば、さらに “おいしいコーヒー” になるのかな?
そう感じた、素敵な1日でした\(^o^)/
参加者の皆さん、本当にどうもありがとうございました。
パソルームサロン、またのお越しを心よりお待ち申し上げております。 ねこのみーすけ
【皆さんのお声】
コーヒーのいれ方・蒸らし・注ぎ方・お湯の温度など、実際にやらせて頂きとても参考になりました
コーヒー大好きで、一日飲まないと忘れ物をしたような気持ちで落ち着きません
コーヒーのいれ方、お湯の注ぎ方によって味がまったく違うことが分かり勉強になりました
店内のコーヒー豆(種類)が多いのに驚きました
基本的ないれ方を再勉強でき、改めて心を込めていれるコーヒーのおいしさを実感できました
焙煎・抽出で初めて伺うことが多かったです
新しいコーヒーのたしなみ方が身に付きました
お湯を注いだときの泡の立ち方が今までと違いました
とても分かりやすい説明で楽しかったです
コーヒーにあまりに無知でした。今日より教えられた気がします
コーヒーの落とし方が前に習ったものとはまた違っていました
自分のいれかたはでたらめだったようです
日本茶は好きで良く飲んでいますが、疲れたときはやっぱりコーヒーですね
豆の選び方など大変参考になりました
自分のいれたコーヒーがおいしいと思っていましたが間違いだったかな
蒸らし方と抽出中のふくらみがポイントかな?と自分で思いました
ミルで挽いたコーヒー豆の香りがとてもよかったです
コーヒーは最近飲みませんが、主人に入れてあげるコーヒーが今までよりも少しおいしくなるかしら
お菓子もコーヒーによくあっておいしかったです
今まで自己流でいれていましたが大変勉強になりました。コーヒーをいれるのが楽しみになります
教わった通りいれると家庭でも美味しくコーヒーをいただけるんですね
皆さん、アンケートへのご協力ありがとうございました。
頂いた貴重なご意見を参考にさせて頂き、ますます楽しい企画を練り上げいきたいと思います。どうぞ楽しみに~!!
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