2013年3月アーカイブ

今年は桜の開花が早いですね!
この前の日曜日、上野公園は花見客で賑わっていたようです。
桜の季節になると、食べたくなるのが「さくら餅」。
「長命寺」が関東風さくら餅、「道明寺」が関西風さくら餅と言われていますが、現在はあまり区別はないですね。

どちらも好きですが、今回は「長命寺」を紹介します。

桜餅_完成

 この名前の由来は、桜の葉を樽の中に塩漬けにして作った桜もちを、向島の長命寺の門前にて売り始めた。付近の隅田堤は花見時には多くの人々が集い桜もちが大いに喜ばれ、これが桜もちの始まりとなったそうです。

今回ご紹介するさくら餅は、
ご飯をのり状にして生地に入れているので、食感がモチモチします。
ちょっと手間がかかりますが、春のかおりが楽しめますよ♪


 <材料>約15個分

・薄力粉    120g
・餅粉     15g
・砂糖      70g
・水      200g

・ご飯      60g
・水      200g

・着色料(赤) 少々

・こしあん    300g
・塩漬けの桜葉  15枚

<作り方>

1.鍋にご飯と水(200g)を入れ、火にかけて温める(少しぐつぐつしてくる位)。
2.温かいうちに1.を裏ごして110gをボウルにとり、水100gを加える。
桜餅_ご飯を糊状に.JPG
※温めたご飯を裏ごした状態。ブツブツしています。

3.さらに、小麦粉、餅粉、砂糖をふるって、2.に加える。
4.3.に残りの水100gを加える。
5.赤の食紅(少量)を水(分量外)で溶き、4.に加えて、ピンク色に染める。
桜餅_ピンクに染める
※最初は一滴垂らす程度にしてください。あっという間に、真っ赤になります(>_<)

6.15分~20分くらい、生地を休ませる。
7.ホットプレートを140度に温めて、6.の生地を小判形に薄く流して焼く(片面だけでOK)。
桜餅_焼き方.jpg
※最初は、お玉半分程度の生地を、線を引くように15センチほど流し(写真左)、
 その後は、お玉の裏側を上手く使って、幅7~8センチになるように生地をならします(写真右)。
 生地が少ないようだったら、さらに上から足してください。

桜餅_さます.jpg
※上は焼き上がりの感じ。端の部分が白っぽくなり、表面も乾いた感じになります。
 焼き上がったら、堅く絞った塗れ布巾の上に並べて冷まします。

8.あんこは、20gくらいずつに丸めておき、桜の葉は、水でゆすいで水分を切っておく。

餡子&桜の葉

9.生地が冷めたらあんこを巻き、桜の葉でつつんで出来上がり!
桜餅_完成1.jpg

※食べ過ぎに注意してくださいね(^_-)-☆

「茎ワカメ」は魅力的♪

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先日、マラソン大会に出場するために、三浦海岸へ行ってきました。
帰り際、色々買ったお土産の一つが、「茎ワカメ」でした。
店頭で、ザルに乗せられた姿はちょっとグロテスク・・・ですが、この茎わかめに一時はまったことがあります。それを思い出して購入。ひとザル300円とはとてもお値打ちでした。

茎ワカメって、ヨウ素、ビタミン、ミネラルが豊富です。
カルシウムやカリウム、マグネシウムが多く、カロチンも含まれているそうです。
そして、特有のヌメリは、アルギン酸。アルギン酸は余分な塩分を体外に排出する働きがあるので、高血圧の予防効果が高く、急激な血糖値の上昇を防いでくれる!
こんなにいいことずくめなのに、カロリーがゼロで、美容食としてとても人気です♪

今回は、 シンプルに煮びたしにしたものと、ごま油で痛めた中華風と、二通りをご紹介します。


・煮びたし
茎わかめの煮びたし

 <材料>
・茎わかめ    適量(600gくらいありました)
・水        1カップ
・酒        100cc
・みりん      大さじ2~3
・しょうゆ     大さじ2~3

・すりごま
・七味トウガラシ

作り方>
1.茎わかめは食べやすい長さにカットして、さらに5ミリ幅くらいに切る。
2.熱湯でさっと湯通しをしたら、すぐに冷水に取って冷ます。
kukiwakame (2).jpg
   最初はちょっとグロテスクですが・・・
湯通し後の茎わかめ
カットして湯通しをすると、パァ~と鮮やかな色になります!

 3.水と調味料をすべて鍋に入れて一度沸騰させる。その後湯通しした茎わかめを加えてしばらく煮る。 (私は10分弱煮ました)
 4.味を含んで好きな堅さになったら火を止めて、余熱で味を染み込ませる。
 5.器に盛ったら、すりゴマとお好みで七味辛子をかけていただきます\(^o^)/

※時間があったら、1.で刻んだ後、半日くらい水につけて塩抜きをしてください。
※味付けは、お好みで調整してくださいね。


・中華風の炒め物

 <材料>
・茎わかめ   適量(ちょっと少なめで200gくらいでした)
・セロリ     1本
・ニンジン    1/4本くらい
・ごま油     適量
・酒        大さじ2
・みりん      大さじ1
・しょうゆ     大さじ2

・すりごま
・七味トウガラシ

<作り方>
1.茎わかめの下準備は煮びたしと同じ、セロリとニンジンは拍子切りにしておく。
2.フライパンを温めたらごま油を敷き、茎わかめ、ニンジン、セロリの順番で炒める。
3.全体にしんなりとしてきたら、酒、みりん、しょうゆを加えて炒め煮にする。
4、水分がなくなったら火を止めて、器に盛ってすりごま・七味トウガラシ(お好みで)をかけていただきます。

茎わかめの中華風

セロリは必ず入れてくださいね。この食感が美味しさの秘密です!
箸やすめにも、おつまみにも、お弁当でもおいしく頂けます。
是非、作ってみてくださいませ(^_-)-☆